9重奏はミニ・オーケストラ♪シャンブル・ディス(その2)
4月12日のブログでは、〝シャンブル・ディス〟という演奏団体の コンサートのお話を書きました。
彼らは、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、が各1人ずつの9重奏団。全メンバーが 仙台フィルハーモニー管弦楽団 に所属する音楽家たちです。
さて、その〝シャンブル・ディス〟ですが、とってもイイ音がするのです♪・・・その秘密は?
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彼らは年間で10回くらい コンサートで演奏しています。メンバーの一人ひとりは オーケストラでの演奏では、管楽器の方はしばしば1番パートを吹きますし、弦楽器の方は最前列で弾いている方ばかり。
実は・・・・同じオーケストラの腕達者な奏者たちによるグループが、これだけコンスタントに演奏活動をしている例って、意外と少ないのです・・・・。
彼らの音楽の魅力は、そういうメリットを最大限に生かしている点ではないでしょうか・・・・まさにオーケストラのような音も出せば、時にはソリスティックな魅力をみせ、また緻密なアンサンブルで聴かせることも♪
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僕は 彼らのために様々なタイプの曲(=オーケストラやオペラの曲から、民謡、ポップス、などなど)を編曲しているのですが、彼らは楽譜の意図をすぐに理解し、どんどんイイ音に仕上げてくれます。
例えば、津軽三味線の 木乃下 真市 さんや 浅野 祥 くんとコラボレーションした時も、彼らの素晴らしいアドリブに呼応するかのように、パワフル かつ スリリングなアンサンブルを、見事に聴かせてくれました!
とってもオススメの団体ですので、みなさん機会があれば ぜひ聴いてみてください♪
いつも素晴らしい演奏を披露している シャンブル・ディス