作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

【楽譜情報も】合奏講習会でレベルアップ!with藤原道山さん

このところ雨や台風と、気候が安定しませんね。みなさんがお住まいの地域は、大丈夫ですか?

私は6月22日(金)から24日(日)の3日間、NPO法人・邦楽指導者ネットワーク21 が主催する「第8回 合奏講習会」に 参加してきました。場所は富士急 富士山駅(=旧・富士吉田駅)のスグ近くの富士カームという研修施設。全国から 総勢120人もの参加者が集まり、たくさんの講習会に2回の演奏会、そして盛り上がった親睦会と、とても充実した内容でした!

敷地内の広大な広場。そこで食べたランチが、とっても美味しかった! 一瞬だけ富士山の姿も見えました

さまざまな合奏曲の講習があったり、日本音楽集団の指揮者・田村 拓男さんの 指揮&リズム講座があったりと、和楽器愛好家のみなさんにはとても役立つ内容だったのでは? 中でも目玉は、コノヒト▼の『春の海』講座と、5曲もの合奏曲での共演!

キャー!この笑顔ス・テ・キ。和楽器界のプリンス・藤原 道山 さん♪(いわずと知れた 尺八演奏家)

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そしてまた、福嶋がこの講習の課題曲として編曲した『童謡・唱歌メドレー』も、取り上げて頂きました!田村先生のご指導を、みなさん熱心に聞いて 演奏して下さりました・・・感謝! 今後、ぜひ活用していただきたい と思います。

このメドレーは、四季にちなんだ曲など10曲で構成され、トータルで約12分。(もちろん抜粋して演奏してもOK) 楽器編成は「尺八1・2、三味線、箏1・2、十七絃」で、オプションとして「笛、箏3、打楽器」を加えるとさらに色彩が拡がります。

フルスコア(=総譜)は、五線譜で9段300小節以上にもなり、コレ、編曲するのとって〜もタイヘンでした(笑)・・・でも、実際に練習に取り組む前の段階で、実は、さらにもっと大変な作業が必要なのです。さて、何でしょう?

・・・答えは〝タテ譜〟の作成。和楽器の演奏では、普通 五線譜を用いず、▼下の写真のようなタテ譜を用います。これを使うと、例えば「1拍目に5本目の糸を弾いて、2拍目は3本目、次は休み・・・」といった事が、簡単にわかるのです。

この冊子がタテ譜。これは「箏1・2・3+十七絃」用のもので、これだけでもなんと38ページ!

この他にも、尺八用、三味線用、歌詞入り、、、があるワケです

で、このタテ譜の作成作業、ほんとうーーーに大変なのです。今回、このNPO法人の理事のみなさんらが手分けをして、3ヶ月も掛けて作っていただきました!!感謝、感謝、感謝、デス。。。。

ご購入は、大日本家庭音楽会のホームページをご覧下さい。→こちら

♪その後、2016年12月の知多市文化協会さんの演奏動画がアップされました!こちらもぜひご参考に♪

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さて、最終日のコンサートでは、選抜メンバーでこのメドレーも演奏していただきました。とても心のこもったステキな演奏で、私も大満足♪♪♪ そこで帰り際に、みなさんで記念写真をパチリ!(調布三曲協会の方々をはじめ、この写真に写っていない方も8名いらっしゃいます・・・すみませんm(_ _)m )

指揮の田村 拓男 先生、打楽器の シン・岡部 さん、戸塚 順子 先生一門のみなさん、そして満面の笑顔の福嶋

(SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO/HSM)

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