作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

うちの仕事部屋のはなし♪(その1)調律

2011.06.28

少し前に、我が家にアンティーク風なピアノがやってきました。知人の作曲家から譲ってもらったもので、ホンキー・トンク(=20世紀初頭に アメリカで流行したアップライト・ピアノ)のような 味のある音色が気に入っています。

ですが、だいぶ古いもののようで どういったメーカーの製品かもハッキリせず・・・・・・。

コンディションを整えてもらうべく、調律師さんをいろいろと探したのですが、結局、カワイ表参道の調律師Sさんにお願いすることにしました。それは、機材の購入などでときどきお世話になっている、カワイ表参道のHさんから「うちで一番経験豊富で、さまざまなピアノを見ているSさんを紹介します」とのオススメがあったから・・・その言葉は正しかった!!

♪ # ♭

「古いピアノは、弦の張力が安定するまでは、丁寧なケアーが必要です」とのことで、Sさんはやさしく(?!)丁寧に調律をしてくださいました。

古いピアノの取り扱い方について いろいろと質問したところ、「しばらくは無理させないで」「音程が安定してきたら、好みの音色にしてゆきましょう」「ボディーの形によっては、向き不向きもありますよ」等々の回答

・・・・・・なんだか、まるで〝疲れがたまった人間が、マッサージの先生にリハビリ方法を相談している〟みたい・・・・・・

そのおかげで、さらにまた、ピアノに愛着がわきました!

〝S先生、これからも、うちの子をどうぞヨロシクお願いいたします〜♪〟

ピアノに愛情を持って接するSさん、その仕事振り=やさしそうな人柄そのもの!

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