作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

笑いにあふれた?!『酒呑童子』初演♪

2012.03.06

3月4日(日曜)津田ホールにて、日本音楽集団の第205回定期演奏会が開催され、5曲の協奏曲が演奏されました。多くのお客さまにご来場していただき、会場はほぼ満席。関係者一同、感謝、感謝です!

私の『三味線と声のための協奏曲“酒呑童子”』も初演となり、おおむね好評だったようです。

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拙作は「お伽草紙」にも登場する『酒呑童子』のお話の名場面を、三味線とソプラノが活躍しながらつづってゆく趣向の協奏曲。決戦、涙、笑いありの展開です。ソロはメゾ・ソプラノの 青山 恵子 さんと、三味線の 杵家 七三 さん。

青山さんは、裏声・地声の歌に お芝居まで、自由自在に表現。聞きやすい日本語なのに、感情移入もバッチリで もう脱帽です!杵家さんは、技巧的なフレーズからしっとりとした伴奏に、歌や語りと、長唄三味線奏者の様々な魅力をみせてくれました。

二人とも百戦錬磨の方だけあって、お客さまの反応を感じながらのライブ感あふれるステージに。曲の途中のフリートークでも、お客さまの笑いを誘っていました。今回、私は作曲だけでなくテキストも書きましたが、お二人のソロでなければあり得ない作品となりました。

指揮は 苫米地 英一 さんで、日本音楽集団から様々な音色を引き出し、アンサンブルをリード。初演に大貢献で、深謝デス!

鬼の首、捕ったどー!

(NOKTON 58mm F1.4 SLII)

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