作曲家、福嶋頼秀は作曲・編曲、TVや舞台等の音楽制作、レクチャー、コンサートの企画構成等幅広く活動中

2月初演の新曲『空(くう)』の映像が、アップされました!

2015.05.20

2月28日の日本音楽集団・定期演奏会で初演された、福嶋の新曲『空(くう)』の映像がアップされました。ぜひ、ご覧下さい!

この作品の楽器編成は、笛、尺八1・2、琵琶、三味線、二十絃箏1・2、十七絃箏、打楽器1・2、の10パート。
この日は18人の奏者で演奏されました。(撮影・編集は、竹内 志行 さまご夫妻)

ソロ、アンサンブル、大合奏、と様々な合奏の形態を含み、3章構成で15分近くにもなる作品を、たっての希望で、指揮者なしで演奏して頂きました!

『空』という題名には、いろいろな意味合いを込めているのですが、その一つは、般若心経に出てくる〝空〟の概念です。

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この演奏会は「日本音楽集団・創立50周年記念シリーズ」という位置づけの、定期演奏会でもありました。

その50年の間、日本音楽集団が標榜した 重要なテーマの一つが、〝邦楽器によるオーケストラ〟の確立と定着。
そこで、福嶋は〝邦楽オーケストラ〟らしい演奏形態とは、どのようなものがふさわしいのか?、・・・というテーマを掲げて作曲。

古典的なフレーズから現代的なフレーズまでを、さまざまな合奏形態で展開するスコアを書き、それを奏者の主体的・積極的な表現を生かして演奏して頂きました。

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その意図を鑑みて、多くの練習を積み重ねて 本番に望んでくれた演奏家・・・創作の同志たち・・・に、大いに感謝しています。

福嶋は今年で 音楽活動20周年なのですが、日本音楽集団との様々な創作活動は、重要なウエイトをしめているのです。

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